2019年12月24日の19:00より、クリスマス燭火礼拝が行われました。
クリスマス燭火礼拝とは、参加される会衆の方々おひとりおひとりが、手元のキャンドルに炎を灯すことにより、会衆が一体となってクリスマスの喜びを味わいながら神さまにささげる礼拝です。
毎年、クリスマスイブに行うこの燭火礼拝では、ご家族やご友人を誘ってのご参加も多く、新しい方々も訪れてくださいます。
今年のクリスマスのキャッチコピーは・・・「あなたに注がれた愛」
さて、今年は、どんな燭火礼拝になったでしょうか。
はじめに、ハンドベル隊によるクリスマスキャロルの前奏から、燭火礼拝が始まります。
6名のハンドベル隊が、1音1音を丁寧に鳴らすことで、ハンドベルのハーモニーが奏でられていきます。
澄んだハンドベルの音色が礼拝堂に美しく響き渡ります。
その後、教会学校の子どもたちの特別賛美があり、イエス・キリストのご降誕の情景が、歌で描かれました。
燭火礼拝は、普段の日曜日の主日礼拝とはちょっと違い、
- クリスマスに関係する聖書箇所の朗読
- 集われた会衆による賛美
を交互に行う形式で進められるのが、特別感を醸し出します。
聖書朗読は、聖書箇所を、朗読者と会衆で交互に朗読します。
燭火礼拝に参加された会衆のために、しおりが用意されていて、細字のところは朗読者が朗読し、太字(下線つき)の部分は会衆が朗読するんですね。
会衆も聖書朗読に参加することで、聖書の言葉を自ら味わうことができるんです。
このような、聖書朗読と会衆賛美の組を何回か繰り返した後に、石川牧師が、今年のクリスマスのキャッチコピーである「あなたに注がれた愛」というタイトルで説教を語ってくださいました。
- クリスマスとは、神の子であるイエス・キリストの誕生をお祝いする日である。では、何のために、神の子が、わざわざ人間にならなくてはならなかったのであろうか?
- イエスが人間として生まれたのは、この世の人々を滅びから救うために十字架で死ぬためであった。
- この世の人々は、神のことを知ろうとせず、神を無視し、神に反逆している。もし、神を無視している状態が続くのであるならば、この世の人々は、死と共に滅んでしまう。
- 神は私たちを愛している、正しい人生に導こうとしている、そして、何よりも罪から救い出し、永遠のいのちを与えようとしている。
- あなたは、「イエス・キリストは、自分のためにこの世に生まれた」と信じることができますか?
なるほど、「あなたに注がれた愛」とは、イエス・キリストを通して与えられる永遠のいのちのことだったのか・・・
聖書が伝える真のクリスマスのメッセージがストレートに語られ、イエス・キリストの愛と希望が心に注がれたように感じました。
賛美隊の特別賛美があり、お待ちかねの燭火点灯です。
本記事の冒頭の写真にあるように、講壇の前には、オレンジ色の温かな炎を灯している4本のキャンドルがあります。
そのうちの1本を石川牧師が手に取り、会衆のおひとりおひとりに配られているキャンドルに炎を灯していきます。
徐々に、徐々に、キャンドルの炎が会衆全体に広がっていきます。
炎を灯したキャンドルを手に取って見つめると、まるで、イエス・キリストの温かな愛が、自分の心に届けられたかのように感じます。
クリスマスって、イエス・キリストの愛が、私に届けられた日なんだなぁ・・・
ゆらめく炎の温もりを感じながら、最後に、「もろびとこぞりて」と「きよしこの夜」を歌いました。
「きよしこの夜」は、オルガンだけでなく、ハンドベルも一緒に伴奏に加わり、清らかな音色に合わせて、神さまに賛美をささげることができました。
きよしこの夜
1 きよしこの夜 星はひかり、
すくいのみ子は まぶねのなかに
ねむりたもう、やすらかに。2 きよしこの夜 み告げうけし、
ひつじかいらは み子の御前に
ぬかずきて かしこみて。3 きよしこの夜 み子の笑みに、
あたらしき代の あしたのひかり
かがやけり、ほがらかに。讃美歌21 264番「きよしこの夜」より
イエス・キリストがこの世界に来られて、全く新しい世界を、明日の光を届けてくださった・・・
クリスマスの本当のすばらしさを実感できた燭火礼拝でした。
イエス・キリストの温かな愛を、ぜひ、あなたにも受け取っていただきたいと願ってやみません。
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