講壇横の季節の花々

2022/4/17(日)に、長久手キリスト教会でオンラインイースター礼拝が開催されました。

 

例年であれば、大勢の方々が礼拝堂に集まり、ともにイースターを喜び祝うのですが、新型コロナウイルスのまん延により、それができない今日この頃です。

そこで、長久手キリスト教会では、昨年よりイースター礼拝をオンラインで開催することで、感染リスクゼロでイースターをご一緒にお祝いできるようにしました。

今年のオンラインイースター礼拝では、転入会式洗礼式がダブルで執り行われることが大きな喜びです。

 

ダブルは、長久手キリスト教会史上初となります。

 

さて、今年のオンラインイースター礼拝はどんな様子だったでしょうか?

 

礼拝堂に入って、まず目を奪われるのが講壇横に飾られた色鮮やかな季節の花々です。

講壇横の季節の花々

淡い色を織り交ぜながら色とりどりの季節の花々が、イースターの喜びを、自ら思う存分表現してくれているようです。

見る人を元気にさせてくれる季節の花々に思わず見とれてしまいます。

 

Zoomというオンライン会議システムを準備し、礼拝15分前にZoomアクセスの受付が開始されると、ぞくぞくと参加者の方々が入ってこられました。

インターネット礼拝の機器

いつも長久手キリスト教会の礼拝に集われている方々はもちろんのこと、遠方から久しぶりに参加された方々もいらっしゃったことは大きな喜びです。

中には、石垣島やカナダなど、おいそれとは長久手キリスト教会に来られない方々も参加してくださいました。

普段、遠距離で集えない方々が簡単に礼拝に参加できるのを目の当たりにすると、オンライン礼拝の大きなメリットを改めて実感します。

 

10:30になり、オルガンの前奏でイースター礼拝が始まりました。

イースター賛美を奏でるオルガン

 

イースターの喜びにあふれる賛美で、イエス・キリストの復活を心から祝います。

1.キリスト・イェスは ハレルヤ、
よみがえられた ハレルヤ。
勝利をうたい ハレルヤ、
み名をたたえよう ハレルヤ。

2.十字架にかかり ハレルヤ、
死んで死に勝ち ハレルヤ。
生きていのちを ハレルヤ、
イェスは与えた ハレルヤ。

3.イェスの十字架は ハレルヤ、
われらの救い ハレルヤ。
天の使いと ハレルヤ、
声をあわせよう ハレルヤ。

 

讃美歌21 325番「キリスト・イェスは」より抜粋

 

歌うといっても、礼拝堂では、感染防止のために心の中で歌うこととなっています。

その点、オンライン参加の方々は、それぞれの場所で大きな声で歌えるのでうらやましいです(笑)。

全員が礼拝堂に集まり、大きな声で賛美を歌えるときが再び来るのを願ってやみません。

 

プログラムが進み、説教の前になりました。

ここで、今回のオンラインイースター礼拝の恵みの1つ目である転入会式が執り行われました。

式文

 

転入会式とは、他教会の教会員の方が、正式に長久手キリスト教会の教会員となるための式です。

新たに教会員が加えられるのは、本当に大きな喜びです。

イエス・キリストが、長久手キリスト教会に恵みを注いてくださっているんだなぁと感じました。

新しく加わってくださった方も、長久手キリスト教会で豊かな信仰生活を送っていただきたいと切に願わされました。

 

そして、お待ちかね、イースターの説教が石川牧師から語られました。

石川牧師

 

説教題は、「復活の主に出会う」です。

 

イエス・キリストは、十字架の死から復活され、今も生きておられます。

ということは、今、イエス・キリストにお会いできるということです。

 

イエス・キリストに出会うために、何も難しいことを勉強したり、品行方正な行いに努めたりする必要はありません。

単純に、自分の無価値を認めて、イエス・キリストを求めていけばよいことを教えられました。

そうすると、イエス・キリストを認識できるように、イエス・キリストの方から「お声=ことば」をかけてくださるのです。

私たちは、その「ことば」を聞き取ることで、復活のイエス・キリストと出会えるのです。

そして、イエス・キリストとともに生きる喜びを感じつつ、人生を歩むことができるのです。

 

復活のイエス・キリストと出会える秘訣が、説教の中で明らかにされたように感じました。

 

受付の季節の花々

 

説教後は、お待ちかね、今回のオンラインイースター礼拝の恵みの2つ目である洗礼式が執り行われました。

洗礼式とは、イエス・キリストを自分の罪からの救い主として信じ、これからの人生をイエス・キリストとともに歩んでいくと決心したことを公に表明する儀式です。

イエス・キリストを信じて洗礼を受けることは、その人の人生における、まさに最大の人生の転換点といっても過言ではないでしょう。

なぜなら、それまで自分で好きなように歩んできた人生が、この転換点を境に、神さまとともに歩む人生へと大転換するからです。

文字通り、神さまの子どもとなり、天国へと一歩一歩進む人生を体感することができるようになります。

(「もふりんと楽しむ聖書探検」には、そのことが詳しく書かれてありますのでどうぞご覧ください)

 

そのような人生に測り知れない恵みが注がれることは、もはや言うまでもありません。

言い換えれば、洗礼式は、神さまとともに歩む希望の始まりともいえるでしょう。

 

長久手キリスト教会が所属する日本長老教会では、洗礼の形式は滴礼といって、洗礼盆に入った水のしずくを頭に振りかける形式をとります。

洗礼盆

 

式文に沿って、問答が行われたのち、石川牧師の手から3度水が振りかけられ、今、新しい神の家族が誕生しました。

 

神さまがここまで導いてくださったことに感謝をささげたいと願っています。

オンラインでイースター礼拝に集われた方々にも、この喜びが十分に伝わったことでしょう。

洗礼を受けられた方が、とても晴れ晴れとした笑顔をされていたのが印象的でした。

その方にとって、毎年のイースターは、自分自身の信仰の出発点を思い起こす恵みの日となるに違いありません。

 

祝福のうちにオンラインイースター礼拝が終わりました。

転入会された方と洗礼を受けられた方には、礼拝後に記念品と花が贈呈されました。

受付の季節の花々

 

今日、イエス・キリストの復活の日に、新しい仲間が2名も長久手キリスト教会に加えられました。

まさに、イースターの喜びが2倍にも3倍にもなったように感じました。

オンラインでご参加されていた方々とともにイースターを喜び祝えたことに心から感謝しています。

 

今回ご一緒に礼拝に参加された方も、諸事情で参加を見送られた方も、また機会がありましたら、ぜひ、ご一緒に礼拝をおささげできたらと願っています。

現在は、新型コロナウイルスの関係で、ご来会をご遠慮いただいていますが、牧師カフェであればオンラインでご参加可能です。

お問い合わせフォームからご予約いただければ幸いです。

 

今後、新型コロナウイルスの感染状況が治まり、ご来会が可能になるかもしれません。

その時には、イベントカレンダーでご案内いたしますので、ぜひ、適時ご覧くだされば幸いです。

 

あなたとお会いできる日を心待ちにしています。