待ちに待ったオンライン燭火礼拝が、2020年12月24日(木)に開催されました!
長久手キリスト教会初となる、外部の方々をお招きしてのオンライン燭火礼拝です。
この頃は、新型コロナウイルスの影響で、あなたに思うようにクリスマスのすばらしさをお伝えできないもどかしさを感じていました。
それを解決してくれる有効な手段として企画されたオンライン燭火礼拝。
感染リスクゼロで燭火礼拝に出席できるという新企画です。
Webページで募集をしたところ、なんと、新規の参加の申し込みが13件もあり、その反響の大きさに驚きを隠せませんでした。
もちろん、これまでの燭火礼拝も、新しい方々がご来訪くださって、良きひと時が与えられています。
一方、オンライン燭火礼拝は、
- ご家族、ご友人、お知り合いを気軽にお誘いできること
- 遠方からでも気軽に参加できること
が功を奏したのでしょうか、例年よりもはるかに多い、40名以上の参加人数となりました。
場所を超えて、たくさんの方々と主イエス・キリストのご降誕を祝えるというのは、どんなにうれしいことでしょうか。
これは、ある意味、コロナ禍の中で、神さまがもたらした革命といっても過言ではないかもしれません。
そのような中、期待ともに開催されたオンライン燭火礼拝。
その内容はどうだったでしょうか?
とその前に、まずは、オンライン燭火礼拝の要となる機材のセットアップです。
この機材が整わないことには、オンライン燭火礼拝が始まりません(笑)。
いつものインターネット礼拝と同じ機材ですが、燭火礼拝は夜なので、いつもとは写りが異なります。
奉仕者が18:00に集まってリハーサルをしました。
本番さながらの進行で、照明の明るさや立ち位置などをチェックして本番に備えます。
その後、オンラインで参加される方々の受付を開始しました。
Zoomというソフトを使って、18:45から受付を開始すると・・・
早速、ぞくぞくと参加者の方々が接続されてきました。
教会員の接続も合わせると、いつものインターネット礼拝の倍近い接続数となりました。
ノートPCの処理能力が追いつくかどうか心配になって、うれしい悲鳴が出るほどです(笑)。
19:00になり、いよいよ、オルガンの前奏からオンライン燭火礼拝がスタートです。
プログラムは、毎年の燭火礼拝をオンライン向けにアレンジしています。
基本的には、例年と同じように
- クリスマスに関係する聖書の言葉の朗読
- クリスマスを祝う賛美
が交互に繰り返されていきます。
例年であれば、聖書朗読は1人か2人が担当し、賛美は会衆全体で歌うというのが慣例です。
一方、オンライン燭火礼拝では、3人の奉仕者が、聖書朗読と賛美を交互に担当することとしました。
ちょうど、講壇と配信用ノートPCの間に奉仕者が立つと、オンライン参加の方々に、聖書朗読と賛美が映像とともに届く仕組みになっています。
講壇側からWebカメラ側を見てみると、こんな感じになります。
例年であれば、オルガンのほかに、ハンドベルが会衆賛美の伴奏となることが多いのですが、今年は、ヘルマンハープという小さいながらも美しい音色を奏でる楽器も活躍しました。
聖書朗読と賛美が続いた後、長久手キリスト教会の今年のクリスマス聖句が朗読されました。
私たちが神を愛したのではなく、
神が私たちを愛し、
私たちの罪のために、
宥めのささげ物としての御子を遣わされました。
ここに愛があるのです。ヨハネの手紙第1 4章10節
そして、今年のキャッチコピーは、
闇を照らす光が今わたしに
このキャッチコピーを題目にして、黄金色に照らされた温かな講壇から、石川牧師がクリスマスに関する説教を、わかりやすく語ってくださいました。
説教を要約すると、その恵みが一段と引き立ちます。
- 聖書では、クリスマスとは、「私たちの人生を照らし出すまことの光がこの世界へやって来た時だ」と教えている
- 神さまは人間を愛し、どんな罪を犯そうとも決して見放されない
- 愛する人に高価なプレゼントを贈るように、神さまは私たちを愛するがゆえに、ひとり子なるイエス・キリストを私たちに贈られた
- 私たちが、イエス・キリストを罪からの救い主として信じることで、死んでも滅びることのない永遠のいのちを得させて くださる
闇とは、私たち人間の心の中にある罪。
光とは、罪の束縛から解放してくださるイエス・キリスト。
クリスマスとは、光であるイエス・キリストが、この世にご降誕されたことをお祝いする日なんですね。
このような喜ばしい日が年に1回与えられていることに改めて感謝したいと思いました。
説教の後は、お待ちかねの燭火点灯です。
石川牧師が、講壇横のろうそくの炎を、礼拝堂にいる奉仕者と会衆に優しく配っていきます。
オンラインで参加されている方々には、ろうそくの炎を届けることができないのが残念ですが、おひとりおひとりの心には、温かなイエス・キリストの愛の温もりが灯されたのではないでしょうか。
なかには、ご自宅でキャンドルをご用意して、炎を灯されている方々もいらっしゃり、礼拝堂との一体感が感じられて嬉しくなりました。
オレンジ色にゆらめく温かな炎を見つめながら、最後にクリスマスを彩る賛美をイエス・キリストに高らかにささげました。
荒野の果てに 夕日は落ちて
妙なるしらべ 天より響く
グロリア インエクセルシスデオ
グロリア インエクセルシスデオ今日しも御子は 生まれたまいぬ
世界の民よ 喜び歌え
グロリア インエクセルシスデオ
グロリア インエクセルシスデオ讃美歌21 263番「あら野のはてに」より
神さまは、私たちを愛するがゆえに、イエス・キリストをこの世に送ってくださいました。
私たちの闇を照らす光として・・・
私たちの罪を取り除く救い主として・・・
その喜びが、この賛美に満ちあふれていることに改めて気づかされました。
初めての試みだったオンライン燭火礼拝は、神さまの導きのもとに、祝福のうちに終えることができました。
あなたも、ぜひ、イエス・キリストの光を受け取ってみませんか?
新型コロナウイルスの関係で、積極的にご来会をお勧めできないのが何とももどかしい限りですが、牧師カフェであれば、毎週金曜日、オンライン・対面ともに定期的に開催しています。
あなたとお会いできることを心待ちにしています。
※新型コロナウイルスの感染拡大により予定が変更となる可能性がありますので、イベントカレンダーを適宜ご参照くだされば幸いです。
長久手キリスト教会へのアクセスは、こちらをご覧ください。
また、ご質問やご意見がございましたら、こちらからお問い合わせください。